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国防をタカリの対象にするな!

 尖閣に中国が進出してきて、しかも領海を侵犯することも少なくない。尖閣周辺の排他的経済水域での漁業は実質できていない。中国漁船に恐れをなして日本の漁船が近づけないからだ。残酷な中国人に恐れをなすのは自然な感情だ。中国の海監に1時間半にわたって追跡され、あわや捉われそうになった漁船もいる。日本の巡視艇が割って入って事なきを得たが、中国の無法ぶりには改めて憤りを覚える。
 石垣島や与那国島の漁民は中国に怯えながら生活をしている。これは尖閣を日本が国有化してから始まったことではない。ワシが沖縄で仕事をしていた10年前にすでに起こっていたことだ。当時から日本の排他的経済水域、あるときは領海内に中国の漁船が入り込み、堂々と漁をしていた。かれらは中型から大型の漁船で何十艘という船団を組んでやってくるという。日本の家内工業的な小型漁船は、恐ろしくて中国漁船団と同じ海域で漁が出来ないといっていた。当時から日本の領海は、既に日本の領海ではなくなっていたのだ。
 ワシが沖縄にいるときから、与那国島に自衛隊を常駐させてくれという声は上がっていた。当時、沖縄の知人が言っていた。与那国の自衛隊は海上や航空自衛隊ではダメだ。陸上に来てほしいと言っていた。ワシが何故と聞くと、海上や航空はいざとなったら逃げるかもしれない。陸上自衛隊であれば、我ら住民と同じく最後まで留まってくれるだろうと笑いながら言っていた。笑うに笑えない、住民の本音だとワシは感じた。中国に対する恐怖はそこまで深刻なのだ。
 尖閣国有化以降、中国の侵犯が激しさを増すなか、政府は地元の要請に応えるべく、陸上自衛隊沿岸監視部隊の配置を地元に要望した。ところがだ、地元町長は施設の迷惑料として10億円を要求したという。もともとの土地の買収費は1.5億程度だ。最近は外部から左巻きの活動家が島に入り込み、反自衛隊運動を展開していると聞くが、地元に自衛隊をというのは住民の切実な訴えなのだ。地元の町長は、迷惑料として10億を国に要求したが、これが町民の総意なのか、それとも町の財政を慮っての町長の独断なのか、はたまた町長選を見据えた利権の誘導なのか。自衛隊さんに来てほしいという声は、本心からの叫びと思いたい。そこには悲壮感すら漂っている。今回の10億迷惑料騒動は、こういう純粋な住民の気持ちを逆撫でしているようで後味がわるい。
 島の疲弊した財政、経済的豊かさを求める住民の気持ち、それぞれ痛いほどわかる。国は与那国島の地域振興に対して十分な対策をとってほしいし、いち国民として過分な予算付けも認める気持ちでいる。しかし、国防をタカリの対象にだけはしてほしくない。
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