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高村副総裁の発言の真意は?

 日中友好議員連盟会長、自民党の高村正彦副総裁は1日の民放テレビ番組の収録で、尖閣諸島をめぐる中国との対立に触れ、「いつでもあり得る。両方にとっていいときが設定できれば、明日にでも行く」と述べ、中国訪問に意欲を見せた。一方、安倍首相は1日の参院本会議で、「中国との間で解決する領有権問題は存在せず、棚上げすべき問題も存在しない」と述べている。当然ながら安倍首相の発言が、日本政府の公式な見解である。であるならば、高村は中国に行って、何を話してくるつもりなのか。「尖閣は日本の領土ですからご理解のほど、よろしくおねがいします。」と頭を下げに行くつもりか。安倍は過日、尖閣で交渉する余地はないとはっきり言っている。日本から中国に出向いて、お願いすることもなく、理解を求めることもなく、交渉することなどさらさらないはずだ。なのに、高村は中国で何を話したいと思っているのか無気味な感じがする。
 高村の発言の中で、「両方にとっていいときが設定できれば」とあるが、これが何を意味するのか。日本は、日中の間に領土問題は存在しないとしているし、尖閣で交渉の余地はないという立場だ。その日本にとっても、「いいとき」というのが、一体どういう時を指しているのか。
 ワシが考えるに、高村は尖閣棚上げ論者ではないか。現状では、対立を収めようとすれば、尖閣問題を棚上げするしかない。これだと、中国は話に乗ってくる。むしろそれは中国の望むところだ。しかし安倍は、尖閣で中国に妥協するつもりはない。そこで考えたことは、尖閣については日本の主張のとおり、日本の領土であることを中国に認めさせるのと引き換えに、魚釣島をはじめとする尖閣の島に、施設の建設や人の常駐などをさせない、つまり現状維持をすることで、実質棚上げすることに同意させるという案だ。高村が言う、「両方にとっていいとき」とは、この妥協案を指しているのではないか
 親中派の高村が考えそうなことだ。でなければ、この問題で中国に行く理由が見当たらない。これは高村の個人的考えを言ったものか、安倍首相の意を汲んで言っているのかわからないが、これが前者だとすれば、安倍は自民党内の親中派から早くも「安倍おろし」、「参院選過半数獲得阻止」の運動を起こされていると見ていい。中国の懐柔工作が意外にも浸透しているのかもしれない。
 安倍およびその周辺は注意を怠るな。
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