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女性の社会進出と家族の姿

 朝フジテレビの「報道2001」を見た。自民党の高市早苗政調会長と野田聖子総務会長が出ていた。話の中で、女性の社会進出、とくに管理職登用率の低さが問題視されていた。日本は世界的にも女性の管理職が少ないという。女性が社会に出て働けばGDPを30%押し上げるという試算も発表されていたし、女性を登用する企業は成長しているという実績も話されていた。
 日本は男社会であるから、まだまだ女性の社会進出には理解が得れれていない、とくに管理職への登用には偏見があるというのが野田の意見だった。だから企業の女性社員率や管理職登用率などに法的規制をかけて女性の社会進出をバックアップするべきだと言う。
 一方、高市は女性が社会進出して働きやすい環境をつくることは賛成だが、採用や昇格の機会を男女平等にして、女性の絶対数を増大させることが大事で女性管理職登用率などに法的規制をかけることには消極的だった。
 高市の考えは前から知っていたし、ワシも同感だ。野田は、女性が働くことは当たり前だという社会が健全だという。確かに有能な女性社員が結婚や出産を機に会社を辞めざるを得ないという現実、女性だからという理由で能力相応の地位が得られないとう現実はある。働く意思と能力がありながらそれを活かせないというのは社会にとって、国家にとって大きな損失には違いない。こういう女性が十分に能力を発揮できる社会環境を整備することは重要なことだ。一方で、専業主婦を希望している女性が多いのも事実だ。これは本人の価値観、夫婦の家庭感だから他がとやかく言う筋合いではない。だが、最近のマスコミ論調を見ていると、女性が働くことは尊いことだという思想を喧伝して、専業主婦を軽ろんじて見る傾向がワシには伺われる。働くことは、主婦に専業することよりも立派なことですか。
 女性の社会進出のモデルとしてよく欧米を引き合いに出すが、その反面、離婚率、母子家庭および父子家庭率、嫡外子率は日本よりも高く、子が母親と一緒に過ごす時間は日本が長いという統計もある。高福祉のスウェーデンの例は良く耳にするが、スウェーデンでは、子供は社会が育てるということが確立されていて、家庭というものが実質崩壊しているという現実もある。
 女性が社会進出して男性同様に活躍できる社会は、一方でこのような犠牲の上に成り立っているという現実も直視しなければならない。結婚して子供をもうけると、夫婦共同で子育てしようが、主に母親がしようが、父親がしようが、その子が自立できるまでは親に扶養の義務がある。その間夫婦のどちらかはある程度仕事を犠牲にしなければならない。それがいやなら全部ベビーシッターに任せるという方法もある。その選択は夫婦で決めることだが、家庭と仕事、まったくの犠牲なしに両立はできないということを原点にすえて議論しなければならない。
 結局はどういう家庭を望むのか、どういう家族のあり方を望むのかという価値観の問題だと思う。
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テーマ : 今日のつぶやき - ジャンル : ブログ

コメント

北欧を見習うべきか

 こんにちは。

 先進国の中で最も女性の社会進出が遅れている日本、これでは社会の発展も進まないし、男女平等という流れに反しているとしか言えないです。

 こう言う問題では、よく欧米、特に北欧諸国を引き合いに出す論者もいますが、これは高福祉・高負担の元にできている社会であり、国で女性や子供などの支援を積極的にやっているからだと言えます。即ち政府に対する信頼が強い国だからこそできることであります。
 片や日本は、まだまだ女性の管理職は少なく、産休後の措置と言うかその後のバックアップも進んでいないのが現状だが、これを改善して欲しいです。

 逆にアフリカや中東、新興国の一つであるインドなど男尊女卑の価値観が強い国は「遅れている」と言うことか。

 日本はもう一つ、古い価値観からの脱却が求められると言えますかね。

Re: 北欧を見習うべきか

>  コメントありがとうございます。

確かに先進国の中では、女性の社会進出が最も遅れていると言われていますが、何をもってそう言っているのかわかりません。女性の国会議員の数、女性の管理職の数及び率などを言っているのかもしれませんが、そもそも女性の社会進出って何なのでしょうか。どういう定義なのでしょうか。女性が働いて、社会的地位を獲得することでしょうか。GDPに貢献することでしょうか。そうだとすると日本の女性の社会進出は遅れているかもしれません。しかし、社会進出にはいろんな側面があります。自ら社会生産に携わる直接的な関与、生産基盤を支える、社会生産を育てる、生産基盤を維持するなど間接的に関与するやり方などがあります。女性の社会進出を直接的関与の観点だけから議論するべきではないと思います。自分の労働の価値が社会に貢献しているかどうかを議論の対象にするべきではないでしょうか。ですから、わたしは専業主婦の方も、間接的に社会生産に貢献していると思っています。つまり社会進出しているのです。そういう意味では日本は女性の社会進出が進んでいるといえるのではないでしょうか。女性が働くことにまったく異議はありませんが、「働く」ことの意味は人それぞれの価値観によります。お金を稼ぐことだと言う人もいますし、側(はた)を楽にすることだと言う人もいるでしょう。どこに働くことの意味、意義を見出すのかということになります。女性の管理職の数や率を法律で定めて、女性の社会進出が進んでいるとか遅れているとかの指標にすることには抵抗があります。高市政調会長がいうように、男女の機会均等を徹底して女性の絶対数を増大させることのほうが重要だと思います。

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