1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

食品の消費期限

 明日月曜日出張するので、事務所に手土産として菓子をもって行こうと、近所の和菓子屋で評判の餅を買ってきた。本来ならば金曜日の会社帰りに駅の土産売り場で買ってくればよかったのだが、消費期限のことがあり前日の今日買うことにした。それと明日は朝一番の飛行機なので、空港の売店がまだ開店していないことも影響した。
 ワシもこの餅は何回か食べたこともあるが、美味しく他の地方ではこの手の菓子は見られないから喜ばれるだろうと思っている。ただ餅とはいえ、生菓子なので消費期限は短い。菓子箱に貼られたシールを見ると消費期限は販売日の翌日とある。つまり、この菓子の消費期限はあす月曜日なのだ。出張先の事務所で3時の茶菓子として出してくれるだろうから消費期限内には食べてもらえる。しかし、この菓子を個人への土産として持っていこうとした場合は、ちょっと考える。消費期限が販売日当日とその翌日の2日間しかないのだ。6個入、8個入、10個入くらいまでは家族でひとり2個ずつでも食べれば2日のうちには消費できる。しかしこの菓子は15個入り、20個入りもあるのだ。大家族であればそれも問題なく消費できるだろうが、ほとんどの家は3人、4人家族だ。この人数で15個、20個を2日間で食べてくれと強要しているようなものだ。そう考えると、生菓子は土産には向かないということか。相手の家族人数などを考慮して土産を選別しなければいけないということになる。和菓子には30個入りのものもある。菓子舗はどういう客を対象にして30個入りを販売しているのだろうか。消費期限から考えると、少なくとも核家族を対象にしているとは考えられない。
 かみさんが甘党だから、たまには生菓子を買ってくるが、4,5日後に美味しいと言って茶と一緒に食べていることもある。消費期限をここまで短く設定することは食品安全上のことだろうが、店側としても大量生産ができず、また販売層を拡大することができず、販売コストが高くなっているはずだ。その分販売価格に上乗せされていることになる。結局は客がそれを負担しているということだ。今の人は消費期限を見て、食べられる、食べられないを判断して、消費期限を過ぎたものは仮に封を切っていなくても廃棄する。ワシが持っていった土産が、このようにして捨てられているとしたら悲しいし、腹立たしいから土産は買わないことにしようと思いたいが、そうもできないからこれからは土産は飴か、おかき、せんべいにしようと思う。
 消費期限の設定は、食品の大量廃棄につながっている。食料自給率の低い日本が、いまいかにしてそれをアップさせようかと考えている一方で、十分に食べられる食品が大量に廃棄されている現実。食物を粗末にしないという戦前までの教育、これを美徳として再教育する必要があると思う。
スポンサーサイト

テーマ : 伝えたい事 - ジャンル : ブログ

コメント

No title

もともとは、消費、賞味期限の概念はそこまで大きく取り上げられなかった と聞いてます。もったいない の精神はここでも発揮すべきと思います。

Re: No title

> 食品の消費期限
コメントありがとうございます。おっしゃるとおり「もったいない」の精神、大事ですね。世界には食べるものもなく、飲む水もなく亡くなっていく多くの人々がいることを思うと、食べられるものを消費期限のシールだけ見て捨てる日本人は、それこそ罰当たりもんですね。そのうち天罰が落ちるかもしれません。ごはん粒ひとつでも残さず、はしできれいにとって食べる姿を復活させなければなりません。

No title

 こんにちは。

 食料自給率が半分に満たないのに、廃棄される食料の量は相当な数に上っている日本、これでは日本人は食べ物のありがたみに対する意識が低いんじゃないかって思います。

 消費期限と言うものは、流通ルールで賞味期限が残り2ヶ月に迫っているものに対して適用する決まりだが、これが考えてみたら大量廃棄の要因につながっているのでは? って思う、まだ食べられるのに捨てるなんてもったいないの一言しかないです。捨てるくらいなら生活保護受給者やホームレスなど経済的に困窮している人たちに分け与えるとか、施設などどこかで再利用するとか、方法は他にもあるんですけど。

Re: 食品の消費期限

>  こんにちは。
コメントありがとうございます。我々が子供の頃は、製造月日しか表示されていませんでした。長く保存していて食べられるか食べられないかは、母親の舌で感じたものです。子供が、「これちょっと悪いんじゃない」と言うと、「いやまだまだ食べられる」だの、「炒めれば食べられる」だの言って決して捨てようとはしませんでした。それはもったいないという気持ちと、食べ物を粗末にしないという気持ちがあったからだと思います。今の若い人は、消費期限や賞味期限で食べられるか食べられないかを判断します。その期限が過ぎていれば封を切っていなくても惜しげもなく捨てます。自分の舌で味を確かめることができないのです。つまり物の味がわからないのです。これからますます日本人の舌の味覚は劣化していくでしょう。しかしこれは、消費期限を設定することで、大量消費、大量廃棄、大量生産という、増産する仕組みのなかで儲けようと考えてきた製造者にも原因があるように思われます。食料自給率が低い日本が、飽食の時代になって久しいですが、矛盾していますよね。世界的に食料不足になれば、いくら金がっても売ってくれません。いま日本がすべきことは、食料自給率のアップのまえに食料完食率のアップを図ることでしょう。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。