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原発の安全性って何?

 敦賀発電所(福井県)の原子炉建屋直下に活断層がある可能性が出てきたことで、また原発の再稼働が遠のいた。原子力安全委員会の班目委員長も原発安全性を証明できなければ、再稼働は不可能になるとの見通しを示した。
 活断層があるとわかった以上、その上に立地する原発が、誰が安全といえようか。だからといってそれが即、原発の稼働停止になるのか。科学技術は日々発展している。当時の技術水準では発見されなかったことが、機器の発明や改良で発見できたり、新しい手法で発見されることはよくある。今回の活断層もそうだ。活断層というからにはそれが動く可能性があるということだが、問題はその確率がどうかということだ。ここ数十年の内に動く可能性があるのか、数百年は動かないといえるかだ。現代の知見をもってしてもわからないというのなら、その上にある原発は、いつになったら稼働できるのか。永遠に稼働できないかもしれない。それでいいのかな。大都市の地質も調べて見たらいい。敦賀原発と同じように、直下に活断層が走っているところはたくさんある。東京の高層ビル、高層マンションの下に活断層が見つかれば、ビルやマンションの住人はみんな引越しするんでしょうかね。
 科学の発達で、いままで未知だったことが明らかにされてきたら、日本の国土には何も建設できないってことになりかねない。「絶対安全」教という新興宗教がいま、日本に急速に広まっている。そのうちハルマゲドンがやってくるという輩が現れるかもしれない。いつか聞いた言葉だが。敦賀原発は1970年に運転を開始してもう42年目だ。その間この活断層は活動しなかった。この活断層がいますぐ活動する兆候はないので、この先十年は活動しないとしても、運転開始から半世紀は安全に稼働できたのである。当時の技術水準でも、少なくともこのくらいのことは予測できたということだ。であれば、これからの科学技術の発達を考えると、すくなくとも1世紀やそれ以上の予測ができるようになるのではないか。その間に原子炉の緊急停止などの安全技術も飛躍的に発達するだろう。我々はそう信じてもいいのではないか。科学を否定して人間の未来や幸福はないと思う。科学と共存していくところに人間の智慧があるような気がする。
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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか - ジャンル : 政治・経済

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