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温泉旅館と地熱開発

 今日のNHKのNC9のニュースで、自然エネルギーとしての地熱発電が注目されていると言っていた。福島原発事故で自然再生エネルギーが注目されているが、中でも地熱エネルギーは、賦存量ではアメリカ、インドネシアに次いで世界3位だそうだ。地熱は天候に左右されない安定したクリーンエネルギーで、自国で賄えるが、場所が国立公園や国定公園の特別区内にあるため開発ができなかった。この度政府は、この規制を緩和して、地熱発電の開発を促すため企業説明会を実施したというものだ。そしてニュースは続く。しかし問題もあるという。計画地で150年間温泉旅館を営む主の声。世界の地熱発電箇所では温泉の量の減少、温度の低下がみられているから反対だという。最後にキャスターが締める。地元の理解を得て、お互いが納得するかたちで進めることが大事だと。
 あーあ、ここでも地元の理解かよ。確かに、地元の協力を得て事を進めることが大事なことはこの問題だけではなく、何をするにつけても大事なことだ。むしろ、地元の意見を聞きすぎて、または地元の同意が得られないがために何年も公共事業が停滞することがある。そのために不特定大多数の人が我慢を強いられる。これも民主主義の現象の一つだから日本人は我慢強く従っている。しかし、こういう傾向を逆手にとって、言いたい放題、取りたい放題のわがままを主張する輩が多くなったのも事実だ。いわゆるゴネ得だ。行政も、解決が見通せない状況で地元の理解を得る努力をするよりも、ゴネ得されても金で解決できるのであれば、そちらのほうがいいという考えもある。両者がそうだからますますゴネ得がまかり通る。
 ここでまた、いち温泉旅館の主が、国家プロジェクトの地熱開発を停滞させることがあるかもしれないと思うと、これって本当に民主主義なのかよって思うけどな。一体誰のための民主主義なのよ言いたい気持ちだ。「過ぎたるは及ばざるが如し」、昔の人は、いいこと言うね。
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テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

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