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売り子の声がうるさい

ワシは会社から帰宅するのに地下鉄をつかっている。JR駅の地下街に地下鉄の駅が併設されているから、時間があるときはこの地下街の喫茶店で1時間から1時間半読書をして時間を潰している。この地下街は喫茶店、ベーカリー、スウィーツ店などがあり帰宅のサラリーマンや主婦、学生で賑わっている。ワシがよく利用するコーヒーショップも向かいはケーキ屋さんだ。時間帯からも人が多く地下通路を右に左に人が流れている。このコーヒーショップもワイワイガヤガヤと騒々しい。
 最近の日本人のマナーも悪くなったもんで、レストランや喫茶店で大声で話をしたり、大声で笑ったりと、周囲の迷惑など全く気にしないで楽しく話をしている中年ババアやOL,学生などいる。今日もわしは入口に近い2人掛けテーブルに座って、藤原正彦の「日本人の誇り」を読んでいた。内容に共感するばかりで、いい感じで読書をしていたのだが、奥のほうから先のそう遠くないジジイたちの大笑い、大声が聞こえてきた。退職者の会の帰りだったようで、現役時代の自慢話に花が咲いていた。あまりに声が大きいので、店長に注意させようかとも思ったが、いい気分で話をしているようなのでワシも我慢して読書を続けた。しかし、ジジイ連中の大声は収まりそうもないから、ワシが注意に立とうと、その中の1人を睨みつけたら目が合って、こっちの気持ちを察したのか、以後ジジイ連中はおとなしくなった。やれやれと思ったのも束の間、今度は向かいのケーキ屋の売り子が試食のワッフルを手に「当店オリジナルのワッフルはいかがですかーあっ」「お土産にいかがですかーあっ」と連呼し出した。この時間帯が売り時ということは判る。ケーキ屋のかわいい制服を着たアルバイトらしき女の子だ。店長に言われているのか、一所懸命に商品のPRをしている。ワシは入口に近い席に座っているせいかこの子の元気な声が良く聞こえる。が、この声がまた五月蠅く感じて読書に身が入らない。先のジジイのときのように睨めつけたら、彼女と目が合って、今度はワシが目をそらしてしまった。いくらワシでも、二十歳前後の彼女を睨みつけるほどの度胸はない。かわいい女の子にクソジジイと思われたくないという感情がなかったとは言えない。それはそうとして、最近では静かに本が読める店が少なくなった。ワシらが若かりし頃は、少なくとも喫茶店はある意味静かな空間だった。客もそういう場だという認識で来ていたし、周囲の客に気兼ねして小声で話しをしていた。今ではこういう喫茶店を探すほうが難しい。
 客が入ってきた。女の店員が「いらっしゃいませーっ。店内でお召し上がりですか。はい、エスプレッソですね。エスプレッソひとーつ。」 誰に言っているのかと思うほど、この声がまた元気がいい。するとカウンターの横で、エスプレッソマシンが、「ジュワーッ」。この抽出音がこの店で聞いた一番大きな音だった。
 「大概にしてくれ!」と心の中で叫んだ。
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テーマ : 日々出来事 - ジャンル : ライフ

コメント

No title

確かに、喫茶店など、静かであるべき空間が五月蝿くなるのには不快を感じます。同じコーヒーの一杯でも「落ち着いた雰囲気で読書をしたり、物思いにふける」ことができる「付加価値」を求めてくるお客さんがいるのに、気遣いが出来ない費とがいると落胆します。

大きい声で話したいなら、コンビニで缶コーヒーを買って、公園で話せば?と思います。

店員の大きな声での「メニューの復唱」。
正直「そんな大きな声を出す必要が無い」「紙に書いたり、伝票を見れば分かることだ」と思ってしまいます。

古きよき時代のん喫茶店という物を体感してみたいです!

20代 会社員

Re: No title

コメントありがとうございます。

20代の方のようですね。わたしらが学生時代の喫茶店というのは、「フォーク喫茶」、「クラシック喫茶」というものもありまして、有線放送でそれらの曲を流し続けていました。それも、今の喫茶店のように大きなボリュームではなく、かといって話で聞こえないというほど小さくもなく、話の合間や、読書の合間に、「あっ、曲がかかっていたんだ。この曲いいなー。」と感じるくらい店の雰囲気を壊さない程度に、品よく流れていました。これから梅雨に入ります。しとしとと降る雨を見ながら、音楽を聞いて瞑想に耽るのもいいものですよ。
こういう雰囲気の喫茶店を経験したことがない若者は、ある意味可愛そうと思います。こういう場で一人の時間を過ごす、友と語り合うっていいじゃないですか。

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