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性同一性障害者夫婦の出産に思う

 性同一性障害で、戸籍上女性から男性になった男性が、配偶者が非配偶者間人工授精で出産した子供の出生届を市役所に提出したところ、嫡出子として受理されなかったに対して、家裁に不服申し立てする方針だという。
この男性の妻は、夫である男性(元女性)の実弟から精子の提供を受け出産した。市の担当者が性別変更を知っていたため、嫡出子としての受理を拒否し、非嫡出子として届け出るように指示した。
 最近、時々性同一性障害者のニュースを聞くが、現在ではこれはれっきとした病気で、戸籍上で性別変更もできることになっている。だから、実質同性でも法的に結婚もできる。この夫婦がそうだ。人の考えも時代とともに変化していくが、常識も時代とともに変わっていく。が、ここまで来たかというのが正直な感想だ。これまでは社会が、性同一性障害者に対する理解がなく、偏見を持っていた。それで、差別を受け、人権を侵害されて、生涯を不遇なうちに終えた人も少なからずいただろう。そういう人々の無念を察すると、未だ十分ではないが、いまの時代は良き時代に入ったと言える。性同一性障害者にも幸せを追及する権利があり、人並みに働いて、結婚して、家庭を築き、自分らしい人生を全うしたいという考えは自然な感情だ。ワシも3人の子供を育てて来て、人並みに苦労をしてきた故か、年の候なのか、障害者の気持ちが少しは判るようになってきた。しかし、この嫡出子の件には同意できない。戸籍上で性を変更し、実質同性婚ながら子供を持ちたいと言う気持ちはわかる。男女間の夫婦でも子供に恵まれない夫婦は多くいる。医学が今ほど発達していなければ、叶わぬ夢とあきらめ、背中に哀愁を漂わせながら、老いてゆく夫婦は多い。悲しいかなそれも人間の性である。また、自らの障害故、子供を設けないと決心した夫婦もいる。これも人間の理性である。件の夫婦は、非配偶者間人工授精で出産した。よほど子供がほしかったのだろう。そしてその子を嫡出子と認めてくれという。この夫婦は、法的には認められているとはいえ、非定形を定形にした夫婦だ。そして、出産も、非定形を定形にした。結婚から出産にいたるまで、非定形を実践してきて、なぜ出生届だけを定形にしたいのか。こどもの戸籍を作りたいという思いはあるだろうが、市職員がいうように、養子縁組という形でも生活上は嫡出子と変わらない。ワシには、なぜそこまで嫡出子にこだわるのかわからない。さらに言えば、結婚、出産と親の勝手というか都合で行い、それを、子供がかわいそうだという、子供を出汁にした理由にしていることに若干の腹立たしさを感じる。ワシは、まだ円くなっていないということやろか。どげんでっか。
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テーマ : 赤ちゃんがほしい - ジャンル : 結婚・家庭生活

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