イスラエルは悪、ハマスは善良な抵抗者なのか。

　イスラエル軍のガザ地区攻撃。病院の地下にトンネルがありハマスの司令部だと主張を譲らないイスラエルと、イスラエルのでっちあげだというハマス。病院に対する攻撃に世界はイスラエルを強く非難していたが、ここ数日イスラエル軍が地下トンネルを発見してそこに貯留されている武器を公表しだして国際世論の論調は少し変わってきた感がある。
　客観的に評価しても、地上に軍事施設がないこと、ハマスの地上基地を対象にした地上戦が行われていないこと、カザの地上にハマスの姿が見られないこと等を考えるとやはりハマスはガザの地下空間を戦争の拠点にしていると思われる。地下トンネルの入り口はあちこちで発見されているから、ここから重油を燃やした真っ黒の煙を地下トンネルに送風して中にいるハマス戦闘員を燻り出せばいいと思うが、イスラエル人人質も地下トンネル内に拘束されているのならそれもできない。
　イスラエル軍により地下トンネルも破壊されて、トンネル網も寸断され狭められている。この状況でハマスがどのような手段に出るのか不気味ではある。
イスラエル人人質を無傷で救出できるか、人質に犠牲者が出るかでイスラエルのハマスの対する攻撃も俄然変わってくる。その時に国際世論はどっちに傾くのだろうか。当然ながら日本のマスコミの論調もね。
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