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エスカレータで急ぐ人のために端を空けるのは日本人の美徳だ。

 名古屋市がエスカレータに立ち留まって乗ることを条例化しようとしている。ワシはエスカレータで良く歩く。急いでいない時でも歩く。集団に巻き込まれるのが嫌だからだ。日本では急ぐ人のためにエスカレータの右側または左側を空けている。それは各人が急ぐ人を慮って自主的に行っている行為だ。それが暗黙の規律として定着していることは日本人として誇らしいと思っている。人の流れをスムースにしている点は評価されるべきと思う。
 しかし、名古屋市はこの行為を止めさせようとしている。エスカレータを歩いてこけたりしてけがをする事故が散発しているからという。この動きは福岡市地下鉄でもあり、市はエスカレータの2列利用を実現させようとしている。同地下鉄では昨年度までの3年間に54件の転倒事故が発生。原因は歩いたり走ったりするからで、横を追い越されて怖いという声もあるため、呼びかけを始めたという。
 3年間に54件の転倒事故という数が多いのか少ないのかはわからないが、階段で転倒してけがをした事例はどれだけ発生しているのだろうか。事故の件数を立ち止まることの理由にするのなら、階段での事故数も明らかにしなければならない。階段の事故も多いから階段でも立ち止まれとは言わないと思うが。
 ワシはこのように個人の裁量で行っている日常的な行為に対し、なんでも条例や法律で縛ることには反対だ。日本の行政は「するな」と規制するよりも「自己責任でやれ」という姿勢を前面に出した方がいいと思う。行政がなんでも「してはいけない」と規制するのは、なんでも行政の責任に転嫁する国民性があるのかもしれないし、それを推奨する法律家が多いということも影響しているのではないか。
 エスカレータの端を急ぐ人ように空けるというのは日本人の美徳だと思うが、これをなくせというのは日本人の美徳を否定しているようで心が穏やかでない
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テーマ : 私の見解 - ジャンル : 政治・経済

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