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消費税論議、アリ地獄に落ちる自民党。

参院選が8日後に迫り、選挙戦が佳境に入ってきた。と言いたいところだが、我が選挙区では一向に盛り上がっていない。全国どこでも同じような状況ではないか。菅首相の消費税増税発言以降、消費税増税が選挙戦の争点になってきた。しかし、ちょっと待って下さいよと言いたい。確かに、今の日本の財政状況は危機的状況にあり、税収増を考えることは喫緊の課題だ。その最有力策として消費税増税は避けられない議論だ。消費税増税が政府方針になり、衆院での論議が帰趨を決する状況であれば、良識の府として参院で議論されることは納得できるが、消費税増税は連立でも意見が一致していないばかりか、民主党内でも意見が分かれている。いや導入慎重派のほうが多い。菅が何気なく口走った発言が、転がるたびにどんどん大きくなって、参院選の争点になりつつある状況だ。ワシは消費税増税の論議をすることには反対はしない。しかし衆院ですらまだ議論されていないことを、参院から議論を始める必要があるのかということと、これを今回の参院選の争点にする意味があるのかという点で反対している。民主党の今の状況を見ると、党内が消費税増税でまとまるとは到底思えず、仮に参院選で、菅の主張または自民党の主張が支持されたとしても、いずれの場合においても衆院で合意を得ることはできない。多くの国民もそう判断していると思う。本当にそれを選挙の争点にしたいのなら、次期衆院選で国民の信を問え。今回の参院選の争点は、このまま民主党政権を続けさせるに賛成か、反対かだ。国民審判の中間発表みたいなものだ。消費税論議で、1ヵ月前の普天間騒動は案の定忘れ去られ、マスコミも意識的に報道しなくなった。鳩山、小沢の政治とカネ小林議員の労組まる抱えの選挙なども遠い昔の話になってしまった。大衆迎合主義に走った民主党の選挙公約の実現性と、鳩山前首相の政権運営能力、そして何より菅首相の国家観を追及する議論がまったくされていないことに、何か危険なものを感じるのはワシだけじゃろか。自民党の谷垣総裁は、菅の消費税発言について、発言がブレている、消費税導入の目的がはっきりしないなど批判しているが、日に日に政策論議にのめり込んでいるいるように思える。しかし、菅は谷垣にチョッカイを出すようにまた消費税の発言をする。谷垣は相手の術中にはまり、アリ地獄に落ちているようだ。消費税論議をすれば、民主党も自民党も消費税増税は一致しているから、いざ投票となると、どっちもいっしょだということになり、そうなると少なくとも自民党は勝てない。これが民主党の戦術だと、なぜ谷垣は気がつかないのだろうか。民主党は政権公約の見直し、政治とカネ、普天間問題、どれも触れてほしくない問題だ。だから消費税論議に国民の目を向かせるようにマスコミといっしょになって世論誘導している。民主党は今回の参院選を、勝つ選挙ではなく、負けない選挙にもっていこうとしているんじゃよ。ちょっとワルの政治家だったらそこを読み切ったと思うが、いまの自民党にそこまで政治勘のあるやつはいないねー。もう一度言う。今回の参院選の争点は、このまま民主党政権を続けさせるに賛成か、反対かだ。自民党はいやでも、民主党に政権は任せられないと思う人間は、どこの党でもいいから、政界再編の起爆剤になるような投票をすることだ。
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テーマ : 自民党 - ジャンル : 政治・経済

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