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本当に不況?

久しぶりに東京に出張した。いつ来ても人の多さには驚くが、みんな慌ただしく忙しそうだった。世の中は不況と言われているが、人々の活気を見ると、日本は本当に不況なのかと目を疑う。昼下がりに、ちょっと遅めの昼食を摂った。ビジネスマンが商談しているのか、時間を潰しているのか、楽しそうに話をしているし、禁煙席のテーブルでは、60代と見られるご婦人が何人かでお茶会をしている。幼児を連れた若いママは、同世代のママ仲間と芸能界の話で盛り上がっている。一方では、非正規社員問題、企業の吸収合併、リストラなどで、我々中堅サラリーマンは雇用不安など、将来の見えない不安な日々が続いている。社内の空気と、繁華街の社外の空気とのギャップをどう表現すればいいのだろう。世間で言われている不況という言葉の意味するものが変わってきたということか。ワシらの世代では、不況と言えば、父親が失職し、住宅ローンが払えずに家を手放さざるを得ず、子供の進学のために母親はパートを掛け持ちする。親のそういう姿を見て、子供は進学をあきらめ就職すると言いだす。家族それぞれの人生設計を変更せざるを得なくなるのが不況の意味だった。ところが、近年言われている不況は、家計を切り詰めなければならないものではなくて、家族との外食の頻度を下げたり、趣味、嗜好品の購入を我慢するくらいのことだ。かつて、ワシらの親世代は、3食食べることができることを当面の目標にして、真っ黒になって働いてきた。そして少し余裕ができたら、冷蔵庫、洗濯機、テレビを揃えるのが目標になった。そして、車を持つのが夢だった。それらを、ひとつ、ひとつ実現させてきた。ところが、いまの40代前半以降の世代は、生まれたときから、すでにこれらのものが揃っており、それらがある生活が当り前という世代である。日本が豊かになったということである。喜ばしいことではあるが、こういう環境で育った人間にとって不況というのは未体験のことであり、対処の仕方がわかっていないのではないだろうか。家族で外食や、友達とお茶会は、日々の生活の一部で、倹約の対象に入っていない。しかし、これを倹約することになれば、彼らはある意味パニックになり、夫婦離婚や、人間関係の破たんになったりする。今、ワシの周りで楽しくしゃべっている若いママ、ビジネスマンも、こういう状況になったときにどれだけの人間が、家族団結してその危機を乗り切ることができるだろうか。貧しさ知らない世代のひ弱さを感じると共に、これから彼らが支えていく日本が、本当に心配になった。東京に出張して、仕事以上に気が重くなって帰ってきた。
これでいいのか、日本!
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テーマ : 今日の出来事 - ジャンル : ライフ

コメント

No title

ディズニーランド、スカイツリーなど毎日混んでるし、休日のレストランは長蛇の列。大型連休になれば新幹線も飛行機も高速道も満員。これ本当に不況?
本当に不況だったら、皆仕事以外は外に出ないし、車も家も取り上げられてるはず。レストランなんて贅沢。ディズニーランドなんて論外。

Re: No title

このブログを書いたのは今年の1月22日。いまでも不況がら脱出できず、消費税の値上げなんてもってのほかという国民の声もありますが、デパートではもうクリスマス商戦が始まりました。2万、3万のゲームは当たり前。これを本当にガキにプレゼントするんでしょうね。ワシにはそんな金ありません。みんな、それなりに稼いでいるんでしょうね。バスに乗ったら旅行会社のチラシがぶら下がっていた。「クリスマスに、大切なあの人と思い出の夜を」だって。ディナー付き宿泊3万8千円!!だと。何が不況か!俺には関係ない! これって本当に不況か! もう俺はいじけるよ。

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