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玉城沖縄県知事、宮古島に自衛隊派遣要請。看護官たったの5人。 自分らで何とかできんの?

 沖縄県の玉城デニー知事は29日の記者会見で、離島の同県宮古島市で新型コロナウイルス感染が拡大し、医療崩壊の危機が差し迫っているとして、陸上自衛隊に医療支援に関する災害派遣を要請した。
 県によると、宮古島でクラスター(感染者集団)が発生した介護施設に、看護官を派遣するよう要請した。玉城氏は「離島は医療体制が非常に脆弱(ぜいじゃく)なので、感染拡大すると島だけでは医療体制を維持できなくなる。これ以上広がらないことを強く望む」と述べた。
 このニュースを聞いて、正直複雑な気持ちだ。災害時などの緊急時に、自衛隊の派遣を要請することは納得できるとして、そもそも論として玉城は、自衛隊の存在を認めているのか。少なくとも憲法9条改正反対、集団的自衛権の行使反対、普天間基地の辺野古移設反対、沖縄に基地を作らせないという主張のようだが、日米安保、自衛隊の存在は認めているのか不明だ。
 最近の傾向として、広域、甚大な災害は別として、自治体首長が安易に自衛隊の派遣を要請しているような気がする。北陸で通学路の除雪に自衛隊の派遣を要請したり、小規模災害だが自治体の対応能力を超えているので自衛隊の派遣を要請したり。何か自衛隊を「便利屋さん」として使っているような気がする。
 今回の宮古島への自衛隊の医療支援も、派遣される自衛隊の看護官は5名だ。この5名が来なければ宮古島の医療体制が崩壊するのであれば、それは医療体制を充実してこなかった行政の怠慢だ。危機管理の欠如だ。
 玉城は自衛隊の派遣を要請したが、コロナの感染拡大に対して、どれだけの予防措置を実施してきたのか。「沖縄県に来ないでください」、これだけか。沖縄県の飲食業に対しどれだけの営業自粛、そして県民に対し行動の自粛を要請してきたのか。自ら血を流す覚悟も持たず、困ったときの自衛隊頼みか。
 玉城は、「(感染が)これ以上広がらないことを強く望む」と述べたが、他人事のようだ。責任感が微塵も感じられない。「(感染が)これ以上広がらないよう〇〇を実施する」と言うのが玉城の仕事だろうが!
 自衛隊の存在に反対するのは個々人の思想の自由だが、反対する以上、「自衛隊にはお世話にならん」というくらいの意地をもって施政に望んでもらいたいものだ。
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テーマ : 日本を憂い守る、主張投稿スレッド - ジャンル : 政治・経済