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おタカさん、とうとう拉致被害者に謝罪もなく、あの世に行ったね。

  元衆院議長の土井たか子氏が亡くなった。旧日本社会党委員長、社民党党首を歴任し、1993年8月から1996年9月まで第68代衆議院議長を務めている。土井氏といえばあのマドンナ旋風、参院選で社会党の議席倍増、自民党の総議席過半数割れを来たした1989年の参院選だ。当時の自民党政権が、消費税の導入やリクルート事件でズタズタに攻められ青息吐息の状態で、国民に嫌自民党の空気が蔓延していたことも社会党躍進の背景にあったことは事実だ。この選挙結果を評して、土井氏が「山は動いた」と言ったことは印象に残っている。
  旧社会党は自社55年体制のもと、萬年野党と揶揄され、とにかく自民党政権に反対することが党是みたいなところがあって、代案も示さず反対を叫び続けていた。それは自民党資本家階級に対抗する社会党労働者階級の階級闘争を意味しており、社会党は朝鮮労働党日本支部朝鮮総連傘下の政治団体的な政治活動をしていた。現に彼女は、朝鮮総連とは極めて親しく、北系パチンコ店の北朝鮮への不正送金事件、いわゆるパチンコ疑惑でも名前が挙げられていた。
  当時の社会党はよく訪朝団を組織し、北朝鮮を訪れ金日成主席との会談が報道されるなど、北とのパイプの太さを自慢していた。しかし実質は、北朝鮮本国が社会党に日本での活動方針を指示していたのだ。その指示の一つに、日本人拉致支援が含まれていたとワシは見ている。そういう意味では、社会党は、日本人拉致事件の陰の功労者であり、犯罪者である。
  小泉首相が北を訪朝し、金正日に日本人拉致を認めさせて以降、社会党は北とのパイプの太さを言わなくなり、土井たか子も、日本人拉致事件に関してパッタリと口をつぐんでしまったことは許すまじ姿勢であると同時に、卑怯、憤りを感じている。ついに、この件に関しては口を閉ざしたままあの世に行きなさった。北とのパイプを持つ唯一の党として自慢してきた社会党、社民党だったが、日本人拉致事件の解決には何一つ役に立たなかったことでだけが事実として残る。死人に口無しというが、拉致被害者家族は居た堪れない気持ちでいっぱいだろう。せめて拉致被害者の救済に力になれず申し訳ないくらいの気持ちを表明してあの世にいってほしかったなあ。
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済