袴田事件にみる、犯罪組織警察・検察
袴田事件の再審が決定した。犯行時に着ていた衣類に付着している血痕のDNA鑑定で、犯人とされる袴田氏のDNAの型と一致せず、被害者4人のDNAの型とも一致しないことが再審を決定づけた。しかも裁判長は、捜査機関による証拠捏造の可能性にまで踏み込んだ。
またも出てきた捜査機関による証拠の捏造。直近では障害者郵便制度悪用事件で、主任検事が証拠を改ざんして厚生労働省局長の村木厚子氏を罪に陥れようとした。また足利事件で再審無罪が確定した菅谷利和さんを思い出す。今ではDNA鑑定など高度な医療技術で証拠の真偽をほぼ間違いなく判定できるので、過去の事件でも判決を見直すことができる。別な言い方をすれば、証拠の捏造を見破ることができるといったほうがいいかもしれない。袴田氏や菅谷氏などは、ある意味時代に助けられた感がある。しかし、これまで警察、検察によって証拠を捏造され、自白を強要され、刑に服しそして死んでいった多くの無実の人がいたであろうことは想像に難くない。
警察・検察という組織は、絶対に犯人を捕まえ、刑に処するという一大目的のために無誤謬性を信じる組織になった。それが高じて、無実の人を罪人に仕立て、自分らの組織の面子を守ろうとしてきた。それが自分らの出世にも大きく関わってくるため、善良な国民を罪人にするという葛藤なんかどこかに飛んでいって国民を「物」としか見なくなった。先の障害者郵便制度悪用事件にみる主任検事の前田や元特捜部長の大坪、同副部長の佐賀をみると、ある意味顔が死んでいる。こういう顔にならないと警察や検察では偉くなれないのだろう。日本は犯人の検挙率が世界一というが、こういう評判を維持するために冤罪が作られてきたという側面はないだろうか。
法治国家を維持し守っていく警察・検察が、自分たちの面子をまもるため善良な国民を罪に陥れる。証拠は捏造しないまでも、自分たちに都合の悪い証拠は隠し、これにより被告が有罪になれば自分たちの勝利だと祝杯を上げる。これは一種の犯罪ではないか。国民は、警察の犯罪、検察の犯罪をもっと声を大にして叫んでもいいのではないかと思う。
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またも出てきた捜査機関による証拠の捏造。直近では障害者郵便制度悪用事件で、主任検事が証拠を改ざんして厚生労働省局長の村木厚子氏を罪に陥れようとした。また足利事件で再審無罪が確定した菅谷利和さんを思い出す。今ではDNA鑑定など高度な医療技術で証拠の真偽をほぼ間違いなく判定できるので、過去の事件でも判決を見直すことができる。別な言い方をすれば、証拠の捏造を見破ることができるといったほうがいいかもしれない。袴田氏や菅谷氏などは、ある意味時代に助けられた感がある。しかし、これまで警察、検察によって証拠を捏造され、自白を強要され、刑に服しそして死んでいった多くの無実の人がいたであろうことは想像に難くない。
警察・検察という組織は、絶対に犯人を捕まえ、刑に処するという一大目的のために無誤謬性を信じる組織になった。それが高じて、無実の人を罪人に仕立て、自分らの組織の面子を守ろうとしてきた。それが自分らの出世にも大きく関わってくるため、善良な国民を罪人にするという葛藤なんかどこかに飛んでいって国民を「物」としか見なくなった。先の障害者郵便制度悪用事件にみる主任検事の前田や元特捜部長の大坪、同副部長の佐賀をみると、ある意味顔が死んでいる。こういう顔にならないと警察や検察では偉くなれないのだろう。日本は犯人の検挙率が世界一というが、こういう評判を維持するために冤罪が作られてきたという側面はないだろうか。
法治国家を維持し守っていく警察・検察が、自分たちの面子をまもるため善良な国民を罪に陥れる。証拠は捏造しないまでも、自分たちに都合の悪い証拠は隠し、これにより被告が有罪になれば自分たちの勝利だと祝杯を上げる。これは一種の犯罪ではないか。国民は、警察の犯罪、検察の犯罪をもっと声を大にして叫んでもいいのではないかと思う。

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