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街のイルミネーション、あの節電論議はどこ行った

 クリスマスを控え、街にはイルミネーションの花ざかりだ。ワシの住む街の駅や空港のターミナルビルにも何十万個というLEDライトのイルミネーションが飾られ、人々の目を楽しませている。この現象は年末の風物詩にもなっている。
 しかし思い起こせば、福島原発の事故以来、原発政策や、原発の再稼働問題で、脱原発論や、電力の安定供給から原発必要論まで国民を二分する議論が繰り広げられてきた。事故が回復していない状況下では、国民の多くが脱原発を支持している。それに替わる代替エネルギーの供給能力や、火力発電に戻した場合の電気料金の値上げの問題など不透明な部分はあるものの、国民は節電対策などで少しでも電力の使用を減らそう決意したはずだ。実際に都心では電力不足から計画停電も実施された。全国のオフィスビルや行政機関は昼間の休憩時間の消電はもとより、一日中廊下の電気も消灯して、薄気味悪いくらいだ。我が家でも電気便座のコンセントを抜き、毛糸のカバーをかけている。夏の冷房も27°から28°にして扇風機を併用していた。そしていま、暖房がほしい季節になったが、すこしくらい我慢しようと思って家では厚着をしダウンベストをきて過ごしている。それぞれの家庭で微力ながら節電に協力している家庭は多い。こういう姿をみると、日本人の民度の高さを改めて思う。
 しかしだ、駅や空港のイルミネーションを見ると複雑な気持ちになる。さっき見たテレビニュースでも東京や大阪、神戸のイルミネーションの綺麗さが話題になっていた。イルミネーションのライトはLEDだから省電力だろうが、それでも何十万個もつかうと電気代はそれなりにかかるだろう。いや電気代の問題ではなく、あの福島原発事故後の電力供給問題で、国民が見せた節電対策は一体何だったのか。国民に節電を煽って、脱原発志向に世論を誘導したマスコミは、そのことを忘れたのか、故意に触れないのか、原発事故がなかった時のように各地のイルミネーションの綺麗さと人の賑わいを報じている。あの事故以来、電力問題が解決したわけではない。逆に発電コストの上昇とそれによる電力会社の収益の大幅減で景気はますます悪くなる一方だ。
 サンタクロースやトナカイ、教会のベルなどのイルミネーション別になくてもいい。社会を明るくしたいという思いはあるだろうが、それは今の状況下ではもっと別のやり方を考えるべきではないか。マスコミは、こういうイルミネーションを見て、疑問を呈し国民に考える報道をしてもらいたいと思う。
 マスコミが綺麗、綺麗と騒いでどうすんのよ。
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テーマ : 今日のつぶやき - ジャンル : ブログ

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