枝野の発言が国民の思いだ
民主党の枝野幸男幹事長代理は31日、岡山市で記者会見し、日中関係に関し「こじれている理由はひとえに中国サイドにある」と述べ、ハノイでの首脳会談を拒否した中国の対応を批判した。また、枝野は、尖閣諸島沖での漁船衝突事件に触れ「中国船が領海侵犯して日本の法に触れた」と強調。「日本側の事情なら打開の努力をするが、こちらが関係修復のために何かすべきだとは思わない」とも語った。枝野の言うおりだ。それが大多数の国民の意見でもある。この件では前原外相もボールは相手側にあると発言し、日本側から日中首脳会談を求める考えのないことを発言していたが、いつから日本が中国に首脳会談を要請するようになったのかわからない。首脳会談をドタキャンされてあわてふためく日本政府をみると、尖閣の漁船衝突事件は日本の巡視艇側に非があり、一刻も早くお詫びするために、首脳会談をお願いしているように見える。それを、中国が、怒り収まらず拒否している構図だ。枝野、前原がいうように、日本は粛々と行動していればいいのだ。中国から首脳会談の要請があれば応じればいいだけだ。中国は相手が弱いと見ると、高圧的態度をとり、手強いと見るとシェーシェー、シェーシェーとすり寄ってくる。まだ中国人の特性がわからないのかなー。中国が日本にいつも高圧的態度をとるようになった原因のひとつには、自民党政権時の対中外交姿勢にある。自民党はバカの一つ覚えのように、日中友好しか言わなかった。何か事があると、中国を刺激するなという判断がすべてに優先し、本質的解決を回避してきた。その姿勢が中国を増長させたのだ。自民党政権時の対中外交姿勢に反発、落胆を覚えていたワシは、今回の枝野や前原の発言には共感を覚える。ただ、菅、仙谷およびそのブレーンの中国利益代弁者が、中国の面子を立てるべく首脳会談を画策したのだろう。菅には国家の威厳を背負っているという風格がまったく感じられない。ノーベル平和賞を中国人の劉暁波氏に送ったノルウェーの対応を見ろ。受賞選考時、受賞後に中国からの圧力や報復があっても、毅然としている。大人の国だと感心した。それに比べわが日本は・・・・・・。はずかしい。国民が他国にたいしてはずかしい思いをさせる政治というのは、正常ではない。一刻もはやく政権を交代させなければならない。
しっかりしろ、日本!
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