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沖縄県民、いまさら何いってんの。

報道によると米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山政権の言動が二転三転し、方針が決まらないことに、沖縄県民の不信感が高まっているという。「県民の心をもてあそぶことは許せない」「閣僚の一人や二人が首を差し出しても収拾がつかない」。こんな過激な声も出始めているという。ある県内の自治体首長経験者は「民主党は衆院選で『県外』を訴えたが、具体的な構想が全くなかったわけだ。あてもなく、ただ『県外』を強調し、反自民を印象づけることしか頭になかった。沖縄県民に過度な期待感を持たせた罪は大きい。」と語った。沖縄県民は民主党に騙されたと感じ始めている。しかし、待ってくださいよ。先の選挙では、沖縄選挙区では反自民が全議席を獲得しましたよね。あなたたちが支持したわけですよ。いまさら何を言っているんですか。自治体首長経験者でもこの程度の判断しかできなかったのですね。沖縄県民の民度が低すぎるよ。選挙のときに県外移設といっても民主党には代案がないと自民党は批判していましたよね。その自民党に反対したんでしょ。今になって騙されたとかいっても、それが民意を反映した選挙結果なのだから、いまの状況は受け入れなければいけない。沖縄県民の気持ちはわかるが、自分たちが選択した結果なのだから、少なくとも向こう4年間は我慢してください。その間、危険も温存されるでしょうが、それもすべて含んで我慢してもらうしかない。そして、その責任はすべて民主党政権=日本政府にある。普天間飛行場の移設問題で、沖縄に不利益が生ずれば日本政府として誠心誠意の補償をしなければならない。しかし、政府が補償するということは、日本国民である沖縄県民もその一部を補償するということになる。この矛盾、ジレンマにワシは深く同情する。沖縄県民は民主党から詐欺にあったようなものだ。詐欺をした相手は厳しく罰しなければならないが、詐欺にあったほうも悪いと世間は見る。だから、いま民主党に騙されたと騒いでも遅いその怒りは次期国政選挙のときに投票で示すしかない。来る名護市長選では、名護市民がどういう判断をするのか興味がある。県民の意見を代弁していると思えるからだ。ここで、県外移設派が勝てば、この問題が決着するまでの間、普天間飛行場の危険はこれからもずっと温存され、住民はその危険と共に生活をしていかなければならない。また移設容認派が勝ってもやはり周辺住民に犠牲を強いることになる。ここに沖縄県民の苦悩がある。いま民主党は政権というものの重みをひしひしと感じているだろう。しかし、政治は決断しなければならない。鳩山にその覚悟があるか。そしてその結果をどう県民に説明するのか。そこまで決断を延ばしてきてからには、単に時間の浪費ではなかったと思えるような説明を期待したい。
しっかりしろ、日本!
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テーマ : 民主党・鳩山政権 - ジャンル : 政治・経済