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力士と教養

 横綱日馬富士の暴行事件で、日本相撲協会が大きく揺れている。事件の詳細は省くが、事の発端から、横綱の暴行、同席していた力士の対応、貴乃花親方の行動、日本相撲協会の対応などどれをみても大人の行動には見えない。街中で酔って喧嘩して、警察沙汰になる若造の喧嘩を見ているようだ。また、日本相撲協会の対応を見ても、小学校の学級委員会レベルだ。「〇〇くんがぼくの頭をたたきました。頭から血が出ました。」「ぼくお母さんが先生に文句を言いました。」「〇〇君はいつも人を叩きます。」「ほかの人は止めなかったのですか。」「△△君や□□ちゃんが止めようとしましたが、突き飛ばされました。」「〇〇君が反省するまで、学校には来てほしくないです。」「いや、いっそ転向してもらいたいです。」、「みなさんの意見はよくわかりました。学校としては保護者会開き、この問題を話し合います。」。
 地位も名誉も獲得し、国民の羨望の的である横綱そして名力士の相撲協会幹部、名実共に大きな人間に見えるはずなのだが、こういう問題が起こると人間がなぜか小さく見える。それは彼らの教養のせいではないかと思う。
 相撲界には学問や知識は求められていない。中学を卒業して相撲部屋という大家族に身を置き、ただ相撲が強くなるための稽古だけに専念する。そうして成長していく過程で、教養が涵養されない。だから年齢の割には精神が若いというか幼稚だ。それはインタビューの受け答えを聞いてもわかる。
 何をどうすればいいのかがわからず、体の大きな人間がこの事件の対応にバタバタしている。見ていて可哀そうに思う時もある。こういう時の、冷静な観察力、問題点の把握、改革すべき課題の抽出、進むべき方向の見極めなどにその人の教養は発揮される。そういう意味で、相撲協会には力士の教育改革が必要ではないか。
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