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鈴木宗男ちゃん、いくらロシアをかばったって無駄ですよ! 

 日本維新の会の鈴木宗男参院議員は10日のBSフジ番組で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化を巡り「何があってもロシアは負けない。大国で基礎体力がある」と述べた。欧米諸国の対露経済制裁についても「ロシアは困っていない。冷静に見るべきだ」と強調。欧米と足並みをそろえる日本政府に関し「米国の言いなりになっている」と批判した。鈴木はロシアとの友好を重視しており、今春の訪露を検討していたが、党執行部の要請を受け取りやめている。
 鈴木がいち政治家としてロシアと友好関係を持つことは自由だ。閣僚経験者として対ロ外交を深耕させてきたと言う自負があるのだろう。米国の言いなりになっているという批判も傾聴に値する。しかしワシに言わせれば鈴木こそロシアの言いなりになっていないかと言いたい。
 鈴木は北方領土の2島返還交渉が現実味を帯びてきた矢先のウクライナ戦争、そして日本のロシア制裁。まだその可能性は消えていない、プーチンと交渉の余地があるとの思いで必死にプーチンをひき留めようとしている。わしはそういう政治家がいてもいいと思っている。なんでもアメリカの顔色を窺わないと決められない日本の政治はまさに「米国の言いなりになっている」と思う。しかし、戦後78年、国民の悲願、北方領土は1mmたりとも動かなかった。いくら鈴木が対ロ交渉の窓口になろうともビクともしなかったのが現実だ。
 占領された領土が話し合いで返還された事実はない。悲しいかな領土は戦争または紛争でしか所属は異動していない。だからといって日本に戦争をしろと言っているわけではない。唯一戦争以外で領土を返還させるには、ロシア国家の破産以外にないと思う。鈴木はロシアは基礎体力があるから負けないというが、ロシアが稼ぐ外貨は石油と天然ガスだ。しかしとくに後者は自力で開発できずメジャーや日本の技術力に頼っている。エネルギー資源を有していることは国家として大きな利点ではあるがそれを自国で製品化できないならそのプライオリティーは格段と落ちる。そう考えるロシアは周囲から見るほど強大・強固ではないのではないか。経済状況が困窮してくれば国内情勢も不安定化し第二の「ソ連崩壊」を見るかもしれない。そこに北方領土返還の一縷の望みを見るのが関の山ではないか。
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テーマ : 低レベルの国会議員 - ジャンル : 政治・経済

政府は「受け入れられない」と言えば領土は守れると思っている。9条信仰と同じだね。

 報道によると、防衛省の青木健至報道官は18日、ロシア太平洋艦隊が北方領土への上陸撃退を想定した訓練を行っているとの露側の発表を受け「北方4島における軍備の強化は、これら諸島に関するわが国の立場と反するものであり、受け入れられない」と強調した。(以上)
 受け入れられないのならどうするのか。そこが国家としての明白な意思表示であり、国民が一番関心のあるところだ。
 「受け入れられない」はよく政府が使う言葉だ。韓国による竹島の不法占拠、中国公船による領海侵入、北朝鮮によるミサイル発射、韓国の徴用工裁判被告企業の財産差し押さえなど、日本にとって状況悪化になるさまざまな事案に対して「受け入れられない」を表明する。この言葉を発すれば政府としての意思を伝えたことになると思っているのか、相手が忖度してくれると思っているのかこれで終わる。韓国の竹島不法占拠においては「受け入れられない」と言い続けて半世紀以上になる。つまり「受け入れている」のだ「受け入れられない」は国民向けのポーズを作っているに過ぎない
 「受け入れられない」ならどうするのか。どのような対策をしてそれを阻止するのか。それを実行するのが政治ではないか。日本政府にはまともな政治をしてもらいたい。
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テーマ : 領土・領海・・経済水域 - ジャンル : 政治・経済

韓国、竹島専用の海洋調査船で竹島近海を調査。これさえも実力阻止できない日本政府。

 韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)周辺の海上研究を専門とする船舶「独島ヌリ」が9日、南東部の巨済(コジェ)から竹島周辺に向けて初めて出航した。これまでは専用の研究船でなく、民間漁船を借りて調査が行われてきたが、今回は竹島・鬱陵島の専用研究船で水深2千メートル以上まで測定可能な精密水深測定器など多様な研究機器が搭載されている。研究船の出航は竹島の実効支配を強める動きといえ、日本側の反発が予想される。
 しかし日本はそれを実力阻止できるわけでもなく、そのつもりもない。口先で抗議する程度にしか認識していない。日本の空には北朝鮮のミサイルが飛び、日本海の海底には韓国の調査船が海底測量を実施。そのうち韓国の潜水艦が自由往来するだろう。
 残るは領土。北朝鮮や韓国、もしくは中国はどんな理由で日本の領土に乗り込んでくるのだろうか。当然日本は実力阻止する考えはない。「話し合いで解決しよう」と叫ぶのが関の山か
 「断じて容認できない」、「厳重に抗議する」といわれても完全無視、何とも思わない国が、「話し合いで解決しよう」といわれて「はい、わかりました」と言うわけがない。どうするんでしょうね。また、どうなるんでしょうね。
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テーマ : このままで、いいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

竹島問題。「遺憾である」しか言わないのなら、コメントなしで「黙認」しろ!!

 29日、韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)周辺で韓国軍が島の防衛を想定した訓練を行っていた。これに対し政府は、「到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と、外交ルートで韓国側に抗議した。
 日本の抗議など、韓国は「屁」とも思っていない。これまで政府は何十回、何百回と抗議してきたが、この抗議に韓国が応えたことはなかった。この「屁」のような抗議を、飽きることなく、バカの一つ覚えのようにまたしている。政府の無能ぶりが明らかになるだけで、こんな政府の姿は見たくもない。精神衛生上、有害だ。これを政府がしているのだから、これは公害になる「遺憾である症候群」公害病認定して、公費で治療するべきと思う。
 それにしても、政府は「遺憾である」以外、何も言えないのか、できないのか。遺憾である、到底受け入れることができないなら、どうするんだ。そこが、国民が聞きたいところだ。わかってんのか、政府は!
 何も対策を講じるつもりがないのなら、「遺憾である」などと言わないことだ。せめて黙って「黙認」しろ!!
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テーマ : 領土・領海・・経済水域 - ジャンル : 政治・経済

自民党は口ばっかり。どうせ中国、韓国に何もすることはできない。

 11月24日の産経新聞ニュース(WEB版)より引用する。
 自民党外交部会長の佐藤正久元外務副大臣は24日、外交部会や領土特命委員会などの合同会議で、林芳正外相が中国の王毅国務委員兼外相から訪中の招待を受けたことについて「この時期の外相の訪中は慎重の上にも慎重を期していただきたい」と述べた。「北京五輪開会式の外交的ボイコットが議論されている中で、日本の外相訪中は完璧に間違ったメッセージを海外に出すことに他ならない①」とも強調した。
 会合では、韓国の金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長官が16日に韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)に上陸したことについても協議。外務省の担当者は、事前に外交ルートを通じて韓国側に自制を求めていた②と説明した。
会合では韓国への対抗策を検討するチームを設置することも申し合わせた。いわゆる徴用工訴訟や慰安婦問題への対抗策も含め、国際司法裁判所(ICJ)への提訴や経済制裁などについて検討する③。(以上)

 ①:全くの同感だ。尖閣接続水域における中国公船の連日の航行および19日には領海侵入。また中露海軍の共同演習として両国艦艇が津軽、大隅海峡を通過し、日本を威圧。これら状況下で、中国から招待されたとして、ノコノコと北京に出向いて行く林外相の感覚が理解できない。
 ②:「自制を求める」、つまりお願いだね。これまで何回もお願いしてきたが、韓国は聞きましたか。自制を求めたからそれでいいのか。中身のないあいさつ程度のお願いだね。
 ③:いったいいつまで検討するのか。国際司法裁判所(ICJ)への提訴や経済制裁といったところで、なにもやるつもりはないなら言わないことだ。こんな「オオカミ少年」的なことを繰り返しても、韓国は何とも思っていない。むしろ日本国民には「どうせ何もするつもりもないんだから」としらけムードが定着しており、いざとなったときに、本当にオオカミに襲われるかもしれない。
以上、すべてのことは単なる年中行事で、日本も韓国も、本気で考えていないことは事実だ。
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